21世紀のパールシー
21世紀のパールシーである。イギリスには約5000人のパールシーが住んでいるらしい。そしてインドは約1万人ほどが住んでいるらしい。かつては中東世界を席巻したゾロアスター教はその後に生まれたキリスト教や仏教にも影響を与え他とも考えられている。
パールシーとはペルシャの人々という意味で、ペルシャ帝国が崩壊したあとにインドや他の国に逃れてきたゾロアスター教の人々を、パールシーと呼ばれるようになったらしい。そしてパールシーとして一番影響力があるのはインドのタタ財閥であろう。タタ財閥はインドの最大の財閥であり最優良企業でもある。インドは賄賂が普通で、組織の腐敗は当たり前であるが、タタ財閥は透明度の高い健全な組織なのだ。
理想に近い経営が可能であることを考えると、そこにゾロアスター教の理念があるらしい。パールシーたちはインド社会では、少数であるが経済界を中心に大きな影響を持っている。パールシーの宗教は古代からほとんど変わらずに続いている。信者の数は減る一方だが、いまだに国際社会への影響力を失っていないのが凄い⤴⤴
by sakulasou567
| 2019-01-17 09:20
| 歴史
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