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オタク話~ミュージカルその1 影の男~アルトワ伯

 オタク話である~自分的にミュージカルは大好きだ~歌とダンスの舞台は聖なる祝祭の場なのである136.png124.png113.png 非日常の解放された魂の喜びの日なのである。だから~楽しければ何でもアリなのだ。でも~劇場は遠いし~チケットも高いので~中々出かけられないのがツライ~(笑)145.png149.png136.png129.png 独身貴族時代はよく出かけたものだ~124.png128.png169.png

 最近見た「1789」にはまってしまった103.png オスカルの出てこないフランス革命の話だ。主人公は、ボロボロの衣装の農民男子~ロナンである。彼は字は読めるが~教育は受けていない貧乏な田舎者。役人にバカにされ、税金を搾り取られる、踏んだり蹴ったりの生活だった。18世紀の欧州は、主権が国王にあり~身分が社会を作り上げていた。社会の構造が特権階級のためにできていたのだ。農民や職人や小商いを糧として生きている社会の大多数の市民たちには、政治に対しての発言権が無かった。役人天国の金持ちやりたい放題~社会はものすごい格差社会だった149.png133.png145.png136.png (日本も身分社会であったが、江戸時代は~何故か身分があるけど貧乏な侍や~身分はないけどお金持ちの豪商とか~欧州とは少し違う構造だった。)

 欧州は、長く金と権力を特権階級が独り占めしていた。フランス革命は、そこに大穴を開けた世界史的な大事件だった。社会の底辺に追いやれていた、搾り取られる市民階級が主権を求めて立ち上がったのである。フランス革命は近代の始まりだ~151.png166.png172.png 農民男子のロナンは、税金の取り立てに来た軍隊を連れた役人に「金がないなら~見せしめに撃つぞー」と父親を殺されてしまった。怒り狂う~始まり~のお話だ。で、オタクとしては何が書きたいのかといへば~王家のメンバーのアルトワ伯のこと!!! 此奴は、革命が始まると英国にさっさと逃げるが~その時の劇中歌で「革命が~終わったら~私は王になる~賭けてもよい~革命も利用できるぞ~」とか歌うが、そのとうりになる。此奴は、後に王政復古でシャルル10世となるのだ~で、歴史的には「レ・ミゼラブル」となるのだ~169.png119.png122.png アルトワ伯こそは「1789」と「レ・ミゼラブル」をつないでいるキャラである。

 それから、革命家三兄弟のダントン役の大原理生君は「レ・ミゼラブル」の革命家アンジョルラス役で出演している。で、この三兄弟はイケメン祭りだ~169.png172.png164.png 舞台至上主義の自分にはうれしいです129.png126.png113.png ダントンも、ロベスピエールも、デムーランも~本物には全然似ていないが、全くの別人だが、そこは舞台なので~許す。色々~突っ込みどころ満載なので~つづく~

by sakulasou567 | 2018-05-02 08:41 | エンターテイメント | Comments(0)